「一色産うなぎ」は全国のうなぎ生産量の約20%を占めており、特許庁認定の地域ブランド(地域団体登録商標)にも認定されている愛知県西尾市の特産品です。 天然に近い育成環境に加え、最適な水温や給餌を徹底し、多くの手間をかけて育てられる「一色産うなぎ」は、良質な脂がのり、皮も柔らかで全国の問屋や職人が認める食味、質の高さです。
一色うなぎは「身も皮もやわらかいこと、味のバランスが取れていること、そして品質を常に保っていること」が特徴です。やわらかいと火入れがしやすいため「焼き」を主流とする愛知県以西では特に評価が高いうなぎです(東日本では蒸しが主流)。
一色産うなぎは、しらすと呼ばれる稚魚のうちから生育するため、生育条件や情報なども確実に把握できる安心性の高さが特徴です。
一色産うなぎの大きな特徴の一つが「矢作川の水を使って養殖している」ことです。本来、うなぎは川に棲息する生き物です。全国のうなぎ産地では地下水が使われることが多い中、豊富な川の水を使うことで、より自然に近い環境でうなぎを育てることができます。
矢作川の水を利用し、ハウスの中の養殖池には満面に水が入れられ、水中に酸素を常に供給するための水車が勢いよく回っています。水質を保つために頻繁に水を入れ替え、池の底はコンクリートではなく土を敷き詰めることで、より自然に近い環境で養殖がされています。
鰻の養殖期間は生産者によって違いますが、綿源養魚では1年以上かけじっくりと育てます。
時間をかけ成長させた鰻はより旨味が増し、おいしくなります。
綿源養魚では1年を通してうなぎを育てるため、水温の管理が重要になります。うなぎにストレスを与えないよう、養殖場の水温、水質を常に管理しています。
うなぎの成長や健康状態に合わせ、与える餌や量を毎日変えています。うなぎはデリケートな生き物なので毎日の体調管理が大切です。成長度合に合わせ水槽を分け、健康管理と給餌を行っております。
養殖にはストレスによる病気のため、やむを得ず薬品を使用する事もあります。ですが池揚げの都度、うなぎの品質及び薬物残留度をチェックし、安心・安全なうなぎだけを出荷しています。
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